9月は『歯ヂカラ探求月間』
「噛む力=歯ヂカラ」は健康づくりの基本!!
まだまだ暑い日が続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
夏になると冷たい飲み物や柔らかい食品の摂取が増え、自然と咀嚼回数が減少し、顎や歯の筋肉が十分に使われなくなる傾向にあります。そんな時期に「歯ヂカラ=噛む力」を意識してもらえるよう、「歯ヂカラ探求月間」というのがあるのをご存じですか?
今回は、「歯ヂカラ探求月間」や噛むことの大切さについてご紹介します。
「歯ヂカラ探求月間」とは?
ご存じの方も多いガム、「リカルデント」を作っている株式会社モンデリーズ・ジャパンが制定し、一般社団法人・日本記念日協会に認定・登録されています。
期間は毎年9月1日~30日までで、夏の食生活の乱れや咀嚼回数の減少による歯の力の低下をリセットし、歯の健康を意識する機会とされています。
リカルデントのCPP-ACP成分:
牛乳由来のカゼインたんぱくから作られ、カルシウムやリン酸を歯の表面に効率よく運び、再石灰化を促進。むし歯の予防や酸に強い歯を作る効果があります。
・食後にガムを噛むことで唾液が分泌され、歯の表面にCPP-ACPが作用し、食後のリセットとして効果的。
噛むことが大切な4つの理由
よく噛むということは…
①消化吸収を助ける
食べ物をよく噛みくだき、消化酵素が含まれた唾液と混ぜ合わせて食べることで、胃腸への負担を和らげ、働きを活発にし、消化吸収を助ける効果が期待できます。
②歯の病気の予防
唾液の分泌が活発になります。唾液には、お口の中をきれいにする自浄作用があり、溜まった有害な細菌の温床となるのを防いでくれます。
③脳の機能の活性化
脳が刺激され、血行がよくなるため、栄養と酸素が十分に供給され、脳の機能が活発になる効果が期待できます。
また、日頃からしっかり噛んで食べている人は、脳が活発に働くため、注意力や集中力、バランス能力が高く保たれる可能性があります。こうした事から、転びにくくなり、転倒、骨折から寝たきりになるリスクが軽減され、認知症の予防も期待できます。
④生活習慣病の予防
食欲抑制のメカニズムが働き、自然と食べ過ぎにブレーキがかかり、肥満防止や血糖値の安定につながり、生活習慣病の予防が期待できます。
こうした4つの効果に加え、ガンの予防に役立つのではないかという事が最近注目されています。唾液にふくまれる、ペルオキシダーゼという酵素は、有害な細菌と戦うばかりでなく、食べ物の中の「発がん性物質が作りだす活性酸素を消去する作用」があるといわれています。
また、よく噛む事で目の周りの筋肉が刺激され、血行がよくなることで、視力低下の予防にもつながると考えられています。
このように、よく噛むことは私たちの健康に大きく関わっています。
よく噛むために必要なのは、当然のことながら健康な歯です。むし歯や歯周病で歯を失って入れ歯になると、噛む力は3分の1程度にまで低下してしまうといわれています。
家族でできる歯ヂカラアップの実践アイデア
食材選び・・・よく噛まないと飲み込めない食材を取り入れる(根菜、きのこ、小魚、雑穀、ナッツなど)
調理法の工夫・・・煮過ぎず、歯ごたえを残す
声掛け・・・「よく噛んでね」の声掛けで噛むことを意識する
姿勢と環境を整える・・・足が床につき、背筋を伸ばして食べることで、顎に力が入りやすい。テレビやスマホを見ながらの食事は、噛む意識が薄れやすいので注意
食べ方・・・一口を小さくとると飲み込みやすくなるため、自然と噛む回数が増える
遊びの活用・・・シャボン玉や風船遊び、口笛や歌でお口の筋肉を鍛える
他にも、食後やおやつに「リカルデント」のようなキシリトールガムを取り入れることで、咀嚼回数が増えるうえ、むし歯予防効果も期待できます。
硬すぎる食べ物の注意点
・噛み切れず、よく噛まずに飲み込んでしまう
・食事が苦痛になり、食べる意欲が下がる
・成長段階に合わなかったり、無理をすると顎に負担がかかる
「歯ヂカラ探求月間」は、単に歯を守るだけでなく、咀嚼を通じて全身の健康や生活の質を高めることを目的とした取り組みです。9月の1か月間を活用して、食生活の見直しや噛む習慣の改善を意識してみてください。