~新たな命を迎えるために 家族ができること〜
少しずつ過ごしやすい陽気になり、街中では妊婦さんが歩く姿をよく見かける様になりました。
出生数の統計では、一年を通して6月~9月が多い傾向があります。暖かい季節の方が育てやすいからとも言われています。
昔から「子どもが1人生まれたら、1本歯を失う」とか「お母さんの歯のカリシウムが赤ちゃんに取られる」と伝説のようにまことしやかに言い伝えられてきました。
実際には赤ちゃんにより、歯を失う事はありません。
歯を失う原因となる、虫歯や歯周病は口腔内の細菌が関わって生じる感染病です。
妊娠による口の中の環境の変化が主な原因です。
- ・妊娠による女性ホルモンの増加により、歯茎の炎症が過剰に起こりやすくなる。
- ・つわりにより、歯磨きが思うように出来ない。
- ・妊娠を機に食の嗜好性が変わり、食習慣が変わる。
結果として、妊娠中は虫歯や歯周病のリスクが高まるのです。
「一1歳からはじめる虫歯予防」と言われるほど、お父さんやお母さん、家族の口腔環境は大切です。
赤ちゃんへのキスや、お箸の共有により赤ちゃんの将来の虫歯リスクも高まる事を知っておきましょう!
おじいさんおばあさんにとって、可愛い孫・・・♥愛情表現の一つで甘いお菓子を沢山与えてしまいがち!
- ・ダラダラ食べをさせず、時間や量を決めて与える。
- ・食べた後には水分補給で口腔内をキレイにする。
大切な子供・孫のため・・・・家族で話し合ってみましょう♪♪